http://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1322-1.htm
大阪を拠点に、家具、空間、プロダクト、グラフィックのデザインから食、アートまで「暮らし」にまつわるものづくりを手がけるクリエイティブユニット・grafの活動や理念を伝える書籍の企画・編集を担当しました。当初代表の服部滋樹さんが語る本という企画でしたが、「grafはメンバーによって形づくられる有機的な組織のあり方が魅力なんです!」とプレゼンし、服部さんを含め13名のメンバーへのインタビューを実施。それぞれのプロジェクトへの想いやものづくりの姿勢から、grafならではのものづくりについての考え方や実践のあり方が浮かび上がってきました。よく「わたしたち編集者は、イタコのような仕事なんです」と話すのですが、まさにgrafのみなさんに憑依して生まれた1冊。
はじめに
ものづくり
チームでつくる(服部滋樹)
家具づくりのはじまり(松井貴)
クライアントと共に育てるブランディング(横山道雄)
技術と暮らしをつなぐ(井上真彦)
新しいスタンダードをつくる(松井貴)
つくり手がはたす責任(小寺昌樹)
ものをつくる、その先を考える(小松祐介)
ローカリティ/コミュニティ
少年探偵団をつくりたい(服部滋樹)
場を超えて共有する価値観(服部滋樹)
若手たちの実験場(赤井佑輔)
オルタナティブな動きを支える(増地孝泰)
出来事を生み出す(小坂逸雄)
つくり手の想いを伝えるショップ(田中文代)
暮らすこと、働くこと(服部滋樹)
感じる/生活の知恵
感覚をひらくグラフィック(置田陽介)
想像力を引き出す(服部滋樹)
食べることは、生きること(堀田裕介)
土と畑から学ぶ(川西万里)
現在のgraf(服部滋樹)
graf archives 2012 → 1998
年表
あとがき